みなさんこんにちは。オイシックス・ラ・大地のデータチームです。
今回は、オンラインで合宿してみた!という話をします。
データチームでは毎年GWの1日を使って合宿をしています。
昨年で言うと、チームのビジョン・ミッション・バリューを決めたり、統計学を集中的に勉強するなど、普段の仕事では時間的にしづらい部分に取り組むことができました。
↓決まったビジョン・ミッション・バリュー
その後、ミート矢澤でハンバーグを食べたり、銭湯に行ったりと息抜きも欠かしません。
さて、今年も新メンバーの加入などもあり、どうにか合宿を実施したかったのですが、時はコロナ。 オフラインで合宿をやることは中々世間的にも冷ややかな状態でした。
そこで今年はオンラインで合宿をすることに決めました。 しかし、オンラインでやると決めたものの、いかにオフラインでの合宿と同じようにできるかが一つのポイントでした。
いくつか方法を考えたものの、ハングアウトやzoomなどでは繋ぎっぱなしによるやり辛さや、用があった時にチャットで連絡するといった、いつもの仕事感(日常感)が出てしまいます。
どうしようかと考えていた矢先に見つけたのがspatial.chatというツールです。
spatial.chatのポイントは2つで、一つはアイコンの距離に応じて声の大きさが調整されます。 なので、繋ぎっぱなしにしておいても距離を空ければ作業できるし、用があればアイコンを近づけて気軽に雑談ができます。
もう一つは、自由に空間をデザインできるところです。 チームでの作業スペースを作成したり、適当なYouTubeなどの動画を貼り付けて流したりすることができます。
これらの理由から、オンライン合宿ではspatial.chatを採用して自宅からリモートという形で実施してみました。
↓実際のspatial.chatの様子
紫枠がチームごとの作業スペースで、Kaggleチームと業務課題をKaggleのように解くチーム、チームの作業環境を作るDockerチームに分かれました。 緑枠が休憩スペースで15時には、おやつタイムと称して、みんなでおやつを食べながらワイワイしました。
そして、一日が終わった頃には各チームの成果発表を行いました。
最後はZoomに切り替えて飲み会を実施し、こうしてオンラインでの合宿が終了しました。
ふり返ってみると、対面で会えないこと、美味しいご飯や銭湯に行けないことがやはりネックにはなってきますが、普通のオフライン合宿と比べて遜色ないくらい集中できたり、困ったらすぐに相談できたりして作業自体はかなり捗りました。
コロナが落ち着きつつある現在もチームはほぼ100%リモートワークに切り替わっているので、普段もこのspatial.chatを使いながらチームを運営しています。
今まではツールというのは目的に対する単なる手段でしかありませんでしたが、アフターコロナの時代では、使うツールが目的に対する達成精度、スピードを握ってくるのではないかと思っています。 たかがツール、されどツール。データチームでは今後もこれからの時代に適応していくためにどんどん新しいツールを取り入れ、新しいことにチャレンジしていきたいと思います!