初めまして!オイシックスドット大地に来年4月より入社する、内定者の広沢です。
今回は、11月1日(水)に開催し、私も参加した、「インハウスデザイナーが大切にしている おいしいブランドをつくる3つのスパイス」についてご紹介をさせていただきます!
初めての投稿で緊張していますが、暖かく見守っていただけますと幸いです…
目次
- イベントの概要
- 当日の流れ
- ゲストトーク①:BAKEデザイナー柿崎弓子さん
- ゲストトーク②:オイシックスドット大地デザイナー福嶋智美さん
- ゲストトーク③:スープストックトーキョーデザイナー上村貴之さん
- 質疑応答
- 懇談会
- まとめ - 内定者の私が感じたこと
イベントの概要
このイベントは、「BAKE」「スープストックトーキョー」「オイシックスドット大地」、それぞれのブランドでインハウスデザイナーとして働く3名のデザイナーさんをお招きし、
- 食×デザインの領域で働く楽しさ
- ブランドをつくっていく上で大切にしていること
- インハウスのデザイナーで働く魅力
など、日々試行錯誤している話を、おいしい食事とともにお届けするイベントです。
当日は、キッチンとスタジオがついたOisix.daichiの新しいイベントスペースで開催しました。
一般参加いただいたクリエイターの方々、関係者含めて約50名が3社の発表を真剣に聞き入り、各社グルメを囲った懇談会で、会場は熱気に包まれました。
当日の流れ
当日は、以下のような流れで行われました。
- ゲストトーク①:BAKEデザイナー柿崎弓子さん
- ゲストトーク②:オイシックスドット大地デザイナー福嶋智美さん
- ゲストトーク③:スープストックトーキョーデザイナー上村貴之さん
- 質疑応答
- 懇談会
ゲストトーク①:BAKEデザイナー柿崎弓子さん
柿崎さんからは、「おいしいブランドを作る」というタイトルの元、
- 食×デザインの楽しさ
- 大切にしていること
- インハウスデザイナーの魅力
の三部構成でお話いただきました。
どうしても商品の魅力をたくさんお客様にお伝えしたいけれど、それを一つに絞って他を捨てる勇気が必要。それがブランドの強い礎になる!というお話が印象に残っています。
自分たちの一番の強み・メッセージは何であるのか。
それを理解することがサービスを作る上での第一歩となるのですね。
ゲストトーク②:オイシックスドット大地デザイナー福嶋智美さん
福嶋さんからは、
- 結果にコミットし続ける
- 作る人(生産者)食べる人(お客様)を知る
- しずる
の三部構成でお話いただきました。
Oisixこだわりの「しずる」の紹介では熱が入ります。
均一の世界観ではなく、等身大のしずるを見せること。それによりお客様が「自分ごとと捉える素敵さ」「食卓」を感じられるとのこと。
「ロジカルにエモーショナルを考える」という一言は、お客様と生産者様の「幸せ」という目に見えないコトに挑戦し続けてきたオイシックスドット大地を、まさに体現している言葉のように思えました。
ゲストトーク③:スープストックトーキョーデザイナー上村貴之さん
「スープストックトーキョーの始まりは、ある企画書から…」思わず引き込まれてしまう導入から上村さんのお話へ。
スープストックトーキョーは、この企画書に出てきた「ある女性」の理想を具現化したお店なのだとか。
「我々はただのスープ屋じゃない。スープは自分たちと世の中を繋ぐハブでしかない。だからスープを介して、自分たちの想い・大切なことを伝えている」との言葉が大変印象に残っています。
普段はついモノを重視し、その売り上げだけを見てしまいがちです。
しかし、こうした数字には現れないけれども自分たちを構成する譲れない芯があるということは、絶対にブレない自信となるのだなと感じました。
質疑応答
三者(社)三様のこだわりをお聞きし、会場の熱気も上がってきたところで質疑応答へ。
「(普通デザイナーとしてあまりやらないような)ご法度に触れられるモチベーションはどこから来るのか」「上司から止められることはないのか」などの質問が。
参加者の皆さん同じ悩みや疑問をお持ちなのか、「うんうん」「あ~」と相槌を打っていらっしゃる方も。
懇談会
最後は皆さまお待ちかねの懇談会。
BAKEさんからはタルトやクッキーサンドなどのおいしいお菓子を。スープストックトーキョーさんからは温かいスープをいただき、オイシックスドット大地からは新鮮なお野菜や果物で乾杯!
登壇者の皆さまの『おいしいブランドをつくる3つのスパイス』を聞いた後、各社自慢の品々をいただきながら様々なバックグラウンドを持つ方たちとデザインについてお話しできる空間は、とても贅沢な時間でした。
まとめ - 内定者の私が感じたこと
ブランドに作るうえで大事にしていることは、各社様々ありましたが、インハウスのデザイナーという職業は、
- デザインに関しては、クライアントを気にせずに、意思決定できる領域が広い
- デザイン以外もなんでもやる(やれる裁量がある)
- エンドユーザーの反応が、良く見える
というところに魅力があるのだということを共通して感じました。
私のような新卒予定者や、社会人2,3年目のクリエイターの方には、とても良い経験になると思います。
今後もオイシックスドット大地は「食×デザイン」の領域を盛り上げていくために様々な企業様と、このような催しを実施してまいりますので、ぜひ興味がある方はお気軽にご参加ください!