こんにちは!Oisix ra daichiデザイナーの佐藤です。
美術大学で4年間グラフィックを勉強した後、食品など生活に近いもののデザインをしたい!と思い、2018年4月にOisix ra daichiに入社したばかりの新入社員です。
趣味は食品やおかしのパッケージ集め。社会人生活も慣れてきたので、週末は大好きなオムライスを食べに行ったり、趣味の時間を満喫しています。
Oisix ra daichiでは定期的に他社共催で勉強会を開催しているので、デザイナーとして学ぶ機会もとても多いです。
先日開催された「アイデアを具現化するまでのデザインプロセス」では弊社デザイナー戸田と大貫デザインの同期同士で設立されたknotの増田圭吾さん、森田賢吾さんに登壇いただき
実際の案件を通してデザインプロセスについてのお話を伺いました。
イベントから悩みの解決策のヒントを得ることができたのでブログにまとめたいとおもいます!
新卒デザイナー佐藤の悩み
私は、入社当初から企画にも携わり一緒にプロジェクトを考えられるデザイナーになりたいと思っていました。
しかし、いざ仕事が始まるとこんな問題に直面しました…
この問題を解決するべく、先輩デザイナーたちはどのように仕事を進めているのか「プロセス」を聞くことでいくつかの解決策が見えてきましたので
ブログにまとめてみました!
ゴールの共有「ステートメントを定義する」
今までは「~っぽい」などあいまいな言葉のまま進んでおり、一見ゴールの認識が一致しているようで様々なズレが生じていました。
こんな時、意図を簡潔に言語化したステートメント(声明書)を作ることでゴールを見つめ直す軸をつくるそうです。
企画を掴み切れないときにこそ「一言でいうと何なのか?」を決めておくことが大切だと感じました。
具体的なデザインイメージは
「雑誌で例える」「イメージボード」
などを用いるとスムーズに進みそうです。
さっそく雑誌で例えると、デザイントーンや価値観の統一がしやすくなりました!
濃いミーティングにできない要因
30分~1時間のミーティング。
しっかり聞いていたはずなのに質問が出てこない、書面でもらった以上の話ができていませんでした。
しかし、先輩方の「プロセス」と自分を比べていくと原因が分かってきました。
では、どうすれば濃いミーティングにできるのか。 その解決策もこのイベントで見つけることができました!
ミーティングはあえてド素人で行く
その道のプロほど、当たり前のことに気づかない場合があるそうで「素人の視点」が意外な突破口になることがあります。
「これは言っちゃまずいかな…」と片付けてしまうのは自分の成長にとってもプロジェクトにとってもいいことなしに…
思いついたことはその場で提案!
その場で思いついたことをぶつけることで限られた時間でも濃いミーティングにできるそう。 特に知らないことを率直にきけるのは、若手の特権。些細な疑問も、どんどんぶつけていこうと思います!
ミーティングで細かな意思疎通を図りながらある程度ラフを固める方法は、後日メールやチャットでやりとりするよりもゴールの共有がしやすく スピーディな仕事ができるようになるヒントになりました。
懇親会!
そして後日…登壇のお礼も兼ねて、後日開催されたknotさんとの懇親会はOsaki Kitchen Studioで行われました!
イベントで得たラーニングを発表したり、登壇してくださった3名の学生時代や今までの仕事のお話など、じっくり聞くことができました。
その中でも印象的だったのが
発信力
人の心を動かす力 についてです。
knotの森田さんは、美容師やカメラマンの友人に声をかけ作品を作ったことがあるそうで
「おもしろそう!」「やってみたい」と思ったことに協力してくれる人の心を動かす力は特に重要なスキルだと感じました。
やってみたい表現や手法はあっても、自分にはそのスキルが足りない。そんな時に一緒に力をあわせてくれる人を集める一番のポイントは 人柄や熱意なんだなと思います。一人でできることを探すよりも一人ひとり、できることをかけ合わせて新たなものが生まれていく工程は 作品制作においても仕事においても通じるものだと改めて気づくことができました。
日々の仕事で精いっぱいになりがちですが自分のやりたいこと、作品を作る時間も大切にしたい!
デザインの引き出しをもっと増やすべく、仕事以外でも広い視点と行動力をもってデザインを続けていきたいと思いました。
以上、「ConnectU28~アイディアを具現化するデザインプロセス~」を通して学んだことをまとめた佐藤のブログでした。
このイベントの主催の一社、Connectiveさんのブログも併せて読んでみてください↓ connec-tive.com