新卒デザイナーの悩みを投稿してから早3ヶ月… 皆様からのアドバイスや記事の感想を参考に、少しは成長できた気がしている佐藤です。
今回は弊社の「ダブルミッション制度」についてです。 実際に取り組んでいる、デザイナーの出口さんにお話を聞いてきました!
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出口小雪
OisixEC事業本部で販促物などのリアル媒体の制作やUIの問題解決プロジェクトに参加 。
現在はお客様の声を元に既存のサービスを進化させるサービス進化室に異動し、パッケージデザインやイラストを中心に制作
1.ダブルミッション制度とは
本業と並行して何らかのプロジェクトで活動する業務で、各人の業務内容の成長につながるプロジェクトに参加できる制度です。必要に応じて研修や本業との両立のためのサポートが受けられます。
デザイナーダブルミッション参加率はなんと100%。社内外のイベントに携わる機会が多いので領域問わず挑戦しやすい環境です。
_早速ですが、社内で挑戦する人はどのぐらいいますか?
参加する人は多くて、全社員の30%が何らかのダブルミッション入っています。内容も社内向けのプロジェクトから社外を巻き込んだものまで様々です。ダブルミッションの挑戦に対して会社がとても前向きなので、本業以外の仕事がやりにくい、ということもないです。
2.本業との両立
_本業との両立は結構難しくないですか?
大変な時もあります(笑)でも、本業が最優先。本業ありきのスケジュールを組み立てていき、空き時間や確保したい時間をダブルミッションの方に充てて上手く時間を使うようにしています。
■ある週の出口さんスケジュール(ダブルミッション:オレンジ部分)
_細かくスケジュールが書かれていますね!
週のゴールから逆算して作業時間を配置するので、進捗次第では一日中ダブルミッションの方を進める日があったりもします。
この頃は自社ブランドのパッケージ制作に集中する方法を色々試していた時期で、制作の合間に息抜きでダブルミッションのオペレーショナルな作業を
入れたりなどしていました。
_スケジュールを決める際、気をつけていることはありますか?
作業時間を長めに見積もって、抜け漏れがないか確認できる余裕をできるだけ作るようにしています。
3.ダブルミッションから学ぶこと
_これは生きている!という学びはありますか?
「前のめりに自分から握りにいくこと」です。他部署と(時には他社とも)横断的に動く仕事なのでスケジュールや制作内容の確認など
主体的に動くことの大切さを学びました。本業でも前のめり姿勢はとても生きています!
_様々なプロジェクトがありますが、今までどんなダブルミッションで活動してきましたか?
毎年開催している、N1や東京ハーヴェストのデザインチームでデザインを担当してきました。イベント*の仕事は、人の流れや誘導のことも考える必要があるのが、本業のパッケージデザインとは大きく違うポイントですね。
*イベント
(生産者さんと一緒に将来の農業について考える会 N-1サミット
「東京から、ラブレターを」をコンセプトに全国おいしいものが集まる食の祭典 東京ハーヴェスト等)
_以前の部署で参加していたダブルミッションは具体的にどんなことをしていましたか?
サイズがっかりプロジェクト(届いた商品が思ったより小さくてがっかり)を軽減するためにデザインを改善していました。
例えば魚の大きさが思ったより小さい!という声があったらサムネイルの中に魚の大きさを記載したり・・・
_ダブルミッションを経て成長したことはありますか?
以前は進捗管理から制作まで全部自分でやらなきゃ!というオペレーションしかありませんでしたが、ダブルミッションをしているうちに
必要であろう時間を計算して「この仕事をするなら○人ほしいです」等まわりの人に相談できるようになりました。
今回取材をしてみて見つかったダブルミッション制度の魅力をまとめてみました。
職種や立場に囚われずチャレンジを応援してくれる社風、デザイナーにとって大きな魅力に感じました!
おまけ:ダブルミッション イベント当日!
毎年社内のダブルミッションプロジェクトになっている「東京ハーベスト2018」が先日虎ノ門で開催されました!公式HPは勿論、パンフレットから大判ポスター 屋台の飾り付けまで…!
領域にとらわれず弊社のデザイナー達はアクティブに活躍していました。
写真がプリントできる最中!ここでもデザイナー大活躍でした。
制作物が実際に街に並ぶと、感慨深いです…!
ここまで読んでくださりありがとうございました!