Oisixアプリのエンジニアリングマネジャーをやってますohzonoです。
はじめに
DroidKaigi 2024、今年も終わってしまいました。楽しかったですね。 記念すべき10回目の開催。約1,150名の来場者ということで、数字だけでは想像しにくいかもしれませんが国内外からAndroid開発に関わる方々が集まり、非常に熱気のある2日間でした。
今回、オイシックス・ラ・大地は、サポータープランでの協賛をさせていただきました。
ロゴを見て、どこの会社だろう?と思ってくださった方と偶然お話できて、協賛させて頂けて良かったと、素直に思っている次第です。
今年はセッション動画が即日UPされる謎技術により、終わった後の電車内でセッションを拝見したり、後日チームで気になったセッションを教え合ったりと、DroidKaigi後の1週間あたりの学びの量が拡大されていたと感じます。
スピーカーの皆様、スタッフの皆様、スポンサー様、全力応援チケット含む、参加者の皆様に感謝いたします。
また、今回は全日程が平日開催ということもあり当日参加者の方々を快く送り出してくださったチームや関係者の方々もいらっしゃると思います。もれなく弊社もそうでした。
皆様ありがとうございました。
他チームに共有したセッション
2023年末からマネジメントをしている事もあり、Android開発に留まらない、Androidチーム以外に共有したセッションを3つピックアップしてみました!
早速紹介させてください。
※すべてのセッションを拝見できていないため、追記することになるかもしれません。
データに基づく意思決定を支える、Google Analytics for Firebase のイベント送信 / Haruhiko Takadaさん
表題から実装の話題が中心にも見えますが、なぜイベント送信するのか、イベント送信すると何が嬉しいのか、といった部分まで分かりやすくまとめてくださっています。 弊社ではデータを活用した取り組みをData Management Office中心に加速させています。 定量と定性の組み合わせた価値提供を推進している弊社において、効果測定に関わるメンバーや、今後モバイルチームに参画するメンバーに、ぜひ前半部分だけでも見てもらいたいと思える内容でした。
デザインからアプリ実装まで一貫したデザインシステムを構築するベストプラクティス / しゅーぞーさん
ペライチの画像を作ることがUIデザインではない、という言葉が胸に響きました。
私個人として、他者に施策のイメージを持って頂く際にデザインモックが役に立つと思っていました。 セッション内で、エンジニア視点でのFigmaの使い方などの案内があるのはとてもありがたかったですし、宣言的なUIの実装を加速させるアイデアを頂いたと感じています。 デザインチームの視点から、エンジニアがどのような事を考えているのかを知って頂くキッカケにもなるセッションだと感じます。
Debugging: All You Need to Know / Jumpei Matsudaさん
私は元々Androidエンジニアでしたが、昨年からiOSもやり始めた経験から、iOSエンジニアはAndroidのソースコードを、AndroidエンジニアはiOSのソースコードをもっと見たほうが良いと感じています。 とくに弊社は、Androidのソースコードの方がリファクタリングが進んでおり、Androidのソースコードから学びながらiOSの実装をすることも多いです。iOSエンジニア向けにAndroidのデバッグ方法を伝える時、いままでは画面共有などをしながらの共同作業を利用していました。
このセッションの内容を理解していればまさにタイトル通り、デバッグする上で必要な事が約30分で理解できます。早速iOSエンジニア向けオンボーディングドキュメントを更新しました。
もちろん、バックエンドエンジニアやインフラなど比較的IntelliJのIDEに親しんだ経験のある方にとっても、Androidアプリを利用したデバッグに親しんでいただけると思います。この記事を読んだ弊社のエンジニアの方もAndroidアプリでデバッグしたい時は力になってくれるセッションだと思います。
総じて
いかがだったでしょうか?
DroidKaigiは多様なコンテンツがあることから、Androidエンジニア以外でも学びになるセッションが豊富だと感じます。
また、セッションに限らずテーマごとのミートアップも開催され、オフライン参加でも共通の話題を通してコミュニケーションを取ることができます。
Androidエンジニアが楽しめるのはもちろんですが、AndroidアプリやAndroidエンジニアに関わる領域の業務がある方も楽しめるカンファレンスだと思います!
ぜひ来年度の開催がある場合はチェックしてみてください。社内で興味がある方はぜひ一緒に行きましょう。
最後に
Oisixは20年以上の歴史のあるプロダクトであり、まだまだ課題が山積みです。
もっとお客様に喜んでいただけるプロダクトにしていくために仲間が必要です。
Androidエンジニアの方々にとって、長い歴史を持つプロダクトの改善や最新技術の導入は、非常にやりがいのある挑戦になるはずです。
Androidエンジニアに限らず、iOSエンジニア、デザイン経験に強みのあるプロダクトマネジャー、データ系、SRE、コーポレート、セキュリティと全方位で採用活動中です。
カジュアル面談からでも構いませんので、ぜひお話しましょう!
https://recruit.oisixradaichi.co.jp/application-requirement/
または筆者ohzonoのXからお気軽にご連絡ください。
食と農に関する膨大な社会課題を、エンジニアリングの力で解決したい方をお待ちしております。